カラーをする(明るくする)ということは
多かれ少なかれ必ずダメージがあります。
明るくしなくてもいい場合
ヘナやマニキュアといった方法で
全く傷ませずに白髪を染めることはできます。
今回はもうすでに染まっている部分の
トーンダウンのお話です。
まずはホームカラーと美容室のカラーの違いですが
ホームカラーは黒髪戻し以外は全て
『新生部(健康な髪)を染めることを
前提に作られています。』
つまり、まだ傷んでいない髪を染めるために作られています。
髪のダメージは治ることなく
常に蓄積していきますので
ダメージしている既染部にはもちろん強すぎるので
ダメージは加速します。
美容室のカラーは既染部に対して
新生部を染めるよりも弱い薬でアプローチします。
なので、ホームカラーよりも傷みません。
これを塗り分けられるのが
ホームカラーと美容室のカラーの違いです。
ただし!!
サロンカラーもダメージゼロではありません。
カラーの原理について
少し難しいことを書きますので
太字部分はとばして読んでください。
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一般的なカラー剤はアルカリカラーと呼ばれ
アルカリ剤と過酸化水素を混合して発色させます。
まず髪はアルカリに弱い。
アルカリ剤によってキューティクルを押し広げ
薬剤を髪の内部に浸透させやすくします。
この時点で傷みます。
そして過酸化水素。
過酸化水素自体は実は髪には
ほとんど害がありません。
そこにアルカリがちょっとでも加わると
スーパーオキサイド(活性酸素)が発生し
メラニンを破壊し髪を脱色します。
この時点でも傷みます。
脱色した部分に染料を入れ込み
発色させるのが現在のアルカリカラーです。
サロンカラーは毛先の既染部においては
トーンダウンの時には
低アルカリであったり、過酸化水素の濃度を下げたり
傷みにくいものを使うのですが
アルカリと過酸化水素を使用する以上
ダメージゼロはではありません。
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今回当店で導入したカラー剤は
ヘナやハーブで染める原理を応用した
『植物カラー』。
トーンダウン時には
アルカリ・過酸化水素を一切使いません!!
故に、ノーダメージ・ノーリスク!!
トーンアップ時であっても
アルカリ量が10分の1程度のものなので
非常に髪にやさしいカラーとなっております。
当店でもフルコースのお客様であれば
縮毛矯正・カラー・パーマと全てされる方がいらっしゃいます。
同時施術することはあまりありませんが
髪はダメージを蓄積するので
他店でやってぼろぼろになって
悲しい思いをされた方も多いのでは?
縮毛矯正・カラー・パーマ
これらは少なからず傷みます。
ではカラーが全くのノーダメージになれば?
それだけでも
髪の負担はずいぶん減りますね!!
ましてやカラーする方が80%を超えていますので
一番ダメージを抑えるには
カラーを変えるのが一番です。
ニュースレターでも少し載せましたが
植物カラーの図
4月より少しづつ皆様にご案内してまいりましたが
今のところ100%の皆様が
“前回の(植物)カラーでやって”
と、おっしゃいます。
と言いますのも、
このカラー剤は
【退色させない】ことを目的に作られていますので
色持ちがかなりよくなります。
そして、植物のタンパク質が髪を強化しますので
手触りがよくなります。
(コーティングはありませんし、髪を治すわけではありません)
さらに繰り返すことで
色の定着と手触りがよくなる!!
こんなカラーよくないですか?
料金は通常のカラー価格+1500円ですが、
既存のお客様には
違いを比べて頂きたいので
今までのカラーと同じ金額で最初の1回を施術させていただきます。
次回どちらがよかったかお選びください。
ご新規様は、申し訳ございませんが
初回から通常料金になります。
髪のダメージスパイラルから抜け出すために
ぜひ1度ご体験いただければと思います。