当店では最速育毛コースと言う
メニュがあります。
髪を育てるという点に関して
ポイントはたくさんあるのですが
一度に全部あれもこれも直してくださいというのは
正直難しいでよね。
その方の生活習慣を伺っていく中で
改善した方がよさそうなことがあれば
お伝えしています。
今日は、数あるポイントの中から
『体温』についてお伝えしたいと思います。
あなたの平均体温は何度ですか?
35度台の人…危険です。
冷えは万病の元と言いますが
人の適切な平均体温は36.5℃~37.0℃。
意外と高めです。
36.5℃以下の人は、医学的に言えば
『冷え性』に分類されるそうです。
体内の酵素が最も活発に働く温度が
37.0℃前後。
体温が低いと酵素がちゃんと働くことができず
太りやすかったり、
免疫が落ちて風邪をひきやすかったりします。
現代人は空調のきいた室内にいることが多く
体温調節が上手くできない人が多いです。
また、体を冷やす食べ物
(小麦・白砂糖・コーヒーなど…)
を多く摂取しているために
体温が低い人が多いですね。
では体温が低いことと、病気と育毛には
どんなつながりがあるのでしょうか?
下の図をご覧ください。
最近35度台の体温の方が多くなっているのですが
35.5℃の所に注目です。
体温が低くなると便秘になったり
アレルギーになりやすかったり…
そして自律神経の乱れ。
この自律神経の乱れこそが
健康な毛髪が育つ環境を妨げる原因です。
自律神経の乱れは睡眠不足でも起こりますから
体温を上げることと、しっかり睡眠を取ることは
健やかな髪を育てることにつながります。
もちろん毛髪は毛細血管から栄養をもらっていますから
体温が下がって血管が収縮することによって
充分な栄養が行き届かないということもあります。
改善するのにお勧めな方法は
毎日ジワっと汗が出てくるまで湯船につかること。
シャワーだけの人も多いと思いますが
シャワーでは体温が上がりませんので
しっかり湯船につかることをお勧めします。
あとは食べ物。
南国のフルーツなどは体温を下げます。
根菜類や緑黄色野菜など暖色系の野菜を
多くとることが必要です。
例えば
玉ねぎ、にら、しょうが、にんにく、ねぎ、かぶ、かぼちゃ、
大根、高菜、しし唐辛子、しその葉、しその実、チンゲンサイ、
みょうが、よもぎ、わさび、れんこん、ごぼう、にんじんetc…
砂糖も白い物は体温を下げますので
黒糖がよいようです。
あと最も注意が必要なのが『小麦』です。
パン食の方も多いと思います。
お菓子やケーキなど小麦製品はたくさんありますが
小麦製品も体温を下げますので
やはり主食はお米の方がいいですね。
この辺のことは言い出したらきりがないので
当店ではまずシャンプーや正しい育毛剤の使い方などの
ヘアケア方法からお伝えしておりますが
頭皮や毛髪環境が気になる方は
『体温を上げる』ことも意識してみてください。